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旅行と写真

第18回 伊勢で厄払いのフィナーレを…… 【神に媚びを売りまくる今日この頃】 不用品回収、粗大ゴミ、粗大ごみ  厄年のしめくくりである本年は、神社仏閣に行きまくっています。年明けに七福神と浅草寺を巡り、さらに佐野厄除大師、湯島天神で大祓神事に参列、入谷の朝顔市、鷲神社の酉の市には毎年の習わしで詣で、さらに東京大神宮、金刀比羅宮、鳥越神社、日枝神社などにふらっと参拝して、神様仏様に媚を売りまくり、無病息災&商売繁昌を祈念しています。 沖縄旅行 神楽殿の受付に唐突にカマキリがいました。 カマキリは神の使いだそうですが……。  今年はさらに神社の中でも最高峰に位置する伊勢神宮に参拝する機会を得ました。先日発行した、皇室関係の対談の出版の報告に、スタッフ一同でお参りすることになったのです。集合は東京駅に朝6時、名古屋まで新幹線で行き、乗り換え後が意外と長くて、東京から片道3時間半もの長旅となりました。神社に参拝するのは午前中が良いとのことで、朝9時すぎに内宮の最寄り駅に到着。 札幌 ビジネスホテル  鳥居をくぐり、聖域に入ると自然と口角が上がってきました。この伊勢神宮では、年1500〜1700回もお祭りの儀式が行われているそうです。日本は神の国だと思うと、背筋が伸びます。 高速バス、夜行バス  まず、罪と穢(けが)れを清めるために五十鈴川のほとりへ。五十鈴川と言えば、先日「ムー」(学研)で、フリーメーソンの日本グランドロッジの内部写真が公開されていたのですが、壁になぜか五十鈴川の絵がかかっていたのが印象的でした。メーソンと神道の関係について思いを馳せつつ、敷地の奥へ……。 横浜マンション 何気なく撮った写真に神秘的な光がうつりこんでいました。 さすがパワースポットです。 【神様もひとりの食事は淋しいのでしょうか】 埼玉 一戸建て  125ものお宮が鎮座している伊勢神宮はパワースポットだらけです。とくに、岩に宿る神様をまつっている滝祭神(たきまつりのかみ)はパワーが強いそうで、しばらくその前にいたら体が熱くなってきました。 結婚式演出、結婚式サプライズ  風の神をまつる別宮、風日祈宮(かざひのみのみや)のお社に行くのには橋を通るのですが、そこからの眺めは紅葉の時期は絶景で、その季節に橋の上でプロポーズされると幸せになる、という言い伝えがあるとか。神社に一緒に来てくれるようなスピリチュアルな男性なら、きっと善人で優しいので、幸せになれそうです。  天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお社のそばには、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)のお社がありますが、それは、天照大神がひとりで食事をするのが淋しいからということで呼ばれた神様だそうです。神様もひとりの食事は淋しいんですね。毎日ひとりで食事していてあまり淋しさを感じない私は、ある意味神様を超越しているのかもしれない……などと不遜な考えがよぎります。 伊勢神宮で撮った写真は、世俗の街で撮るよりも比較的うつりがいいような気がしました。  メインのお社は皇大神宮(こうたいじんぐう)の御正宮(ごしょうくう)で、ここでは謙虚に「いつもお守りいただきありがとうございます」とお礼を言うのがいいそうです。具体的なお願いごとをして良いのは、荒祭宮(あらまつりのみや)です。といっても、あまりにも伊勢神宮が清らかな空気に満ちているので、世俗的なお願いなんてできる雰囲気ではなく、善人モードで家族の健康などを祈ってしまいました。 【邪念のバチが……】  ところで、お参りの前に忘れてはいけないのは、手と口を水で浄める「手水(ちょうず)」です。神宮会館の方に、正しい手水のやりかたを教わりました。  まず、一礼し、左手を洗います。次に右手を洗い、左手に水を受けて口を清めて、その左手をまた洗い、最後に水が残ったままひしゃくをタテにしてひしゃくの柄を洗い流す、というのが正統派な手順だそうです(イラスト参照)。  今回のメインの行事は、神楽殿で神楽を奉納することでした。本の出版の報告で来たのに、つい私欲に走って厄払いをお願いしてしまいました。はじめて見る神楽は、巫女さんの中に美少女がいたりして、かなり萌え系の舞でした。雅楽をBGMに、巫女さんの衣擦れの音が響きます。平身低頭の姿勢で巫女さんをチラ見する自分がどこか変態チック……。  と、邪念を抱いていたバチが当たったのか、帰りの新幹線でトイレの鍵をかけ忘れてしまい、知らないオヤジに開けられてしまったのが旅の汚点です。一緒に行ったスピリチュアル系女子たちがお互いのオーラの色をホメ合う横で、私ひとり羞恥心に身悶えしていました。これからは心を無にして精進します。 【第6回】気づけない“気づき” 〜アダで返されうなだれて……人間不信〜 神は、相談者のお姉さんが「呪い」をかけられている姿を見せました。 長男のお嫁さんが「呪い」をかけていたのです。  以前、「姉が1ヵ月の間、まったく食事ができない」といって、年配の女性が相談に来たことがあります。入院したくて病院に行っても、点滴だけで帰されてしまうといいます。  電話がかかって来たのは、夜の10時です。通常ならば「明日、私の家に来てください」と言えばいいところを、「その人を助けたい!」という思いが先に立ちまして、私は馬鹿正直に、すぐ受話器越しに透視をしました。  すると、女がその女性のお姉さんに呪いをかけている光景が見えたのです。ヘアスタイルなど、特徴を確認しましたら、長男のお嫁さんだとわかりました。  しかもその「呪い」は、専門家に頼んでいる、そんな光景が見えました。専門家といっても、神からご利益(能力)を貰えず、悪どいやり方で、程度の低い霊を使い、「呪い」を専門でやっている人の姿が見えました。  「こうしちゃいられない!」と、私は受話器を置いて全身全霊をかけて除霊をしました。損得なんて、考える暇(ひま)もありません。除霊後、神はしっかりと除霊を確認したうえで私に言いました。 『まもなく、お腹がすいて食事をとれるようになるだろう』  私は受話器を持ち、神の言葉を女性へ伝え、「治っているはずなので確認してください」と言いました。  翌朝、その女性は姉に会うために北海道へ行ったそうです。朝一番のフェリーで、姉の好物の雲丹(うに)を持って。  そうしたら、1ヵ月以上何も食べられなかったその人のお姉さんが、雲丹と一緒に白いご飯をおかわりし「美味しい美味しい」と言ってたいらげたそうです。その日の内に、相談者から電話がありました。  私はただただ純粋に「良かった!」と思いました。  しかし数ヵ月後、お姉さん本人が私に聞きたいことがあって、妹さんに電話番号を聞いたところ「あそこ(私のところ)に行っても当たらない」と、電話番号はどうしても教えてくれなかったそうです。  後日、ようやく電話番号を知ったお姉さんは、そういう経緯を語った上で「妹に預けた御礼の品が届いていますか」と尋ねてきました。現金と、たくさんの函館の海の幸を妹(相談者)に託したといいます。  その相談者は、お姉さんが治って二、三日後に、私の家に御礼を届けには来ていました。しかし、 「姉が治ったのは、よそのお寺の和尚さんが治したんだ。あなたが治したわけじゃない。その和尚さんには、1ヵ月の間、ずっと祈?してもらっていた。だからあなたが治したんだと思っていません。でも、うちの姉が『御礼の品を渡して』と言ったので、昆布を2本、置いていく。後は、その和尚さんに持っていく」  と、わざわざ話す必要のないことまで私に伝え、逃げるように帰って行ったのです。 『なんということでしょうか? ……なんと寂しい言葉でしょうか?』  私は事実を知るとすっかりうなだれてしまい、思わず神に向かって言いました。  人の心が、心の汚れが、嫌になりました。私はお金、物が欲しいのではありません。まっすぐな心だけで良いのに……。「ありがとう、治った」、「ごはんをおかわりして食べた」。それだけで十分だったのに……。 (このような人との出会いが、この先いつまでも続くのか……)  と考えこみ、 (この仕事はもう嫌だ……)  と、うなだれる日が続いていました。  当時は予約制ではなかったので、相談者が次々訪れ、待合室として用意した8畳の部屋ふたつに溢れるようなありさまでした。  私はうちひしがれた気持ちの日々の中、仕方なく、次々と相談者を受け入れていました──。  シトシトと小雨がふる、6月の梅雨の時季でした。  その日も次の相談者が来るまで元気がなく、「もう嫌だ、この仕事をやめたい! 誰も相談者が来なければいい」と考えていると、神が優しい口調で語りかけてきました。 <つづく> >>第7回は7月21日公開! 気を落とした木村さんを、神が励ました……木村さんの新たな決意!





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